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検証

2025年5月 9日 (金)

検証!横浜FM監督、スティーブ・ホーランド監督の解任劇

少し前になってしまいますが、横浜FMのスティーブ・ホーランド監督が解任されました。今シーズン横浜FMは、序盤から波に乗れず第14節を終えた段階では最下位です。昨シーズンは2位で、今シーズンもACLEではベスト8です。降格圏にいるようなチームではないのですが・・・私はエスパサポですが、立て直して降格圏を脱してほしいと思います。


FMのサポーターではありませんし、チームの現状は不明な点が多いですが、ホーランド監督の采配については気になるコメントがいくつかありました。それらを要約していくと

「交代が遅い」「選手起用が偏っている」「交代枠の5人を使わない」「交代しても同じ選手が多い」

以上が主なコメントでした。


そのような結果になってしまっているのは、采配を振るう監督自身、ホーランド監督の素質を調べてみました。以下がスティーブ・ホーランド監督のCANCODEです。


スティーブ・ホーランド 108-108-789-1087


私は、ホーランド監督のCANCODEの影響が、現象面で出ているのがコメントの指摘通りで「采配」と「選手交代」です。では、なぜ、このような現象が出ていたか、そしてなぜ、監督としてリーダーシップが発揮できなかったかを解説していきます。

まず、「交代が遅い」について解説しますとホーランド監督は、ファーストモード、セカンドモード共に素質タイプ108を持っています。108を持っている方は安心、安全を求めるあまり判断に時間をかけようとする傾向が見られます。現状よりも安全に判断しようとして、決断までに時間がかかってしまう事があります。また、サードモードにある789も状況を完全に把握しきらないと動けない特徴があります。ところが、サッカーは90分の中で、人もボールも動くスポーツです。考えている間に、状況が変わってしまい、ますます交代が遅くなってしまった、というのが私の推測です。


次に「選手起用が偏っている」「交代しても同じ選手が多い」についてもホーランド監督が持つ素質タイプ108と789の影響であると考えられます。素質タイプ108も789もそうですが、自分が信用している選手、自分の気に入ってる選手、自分のお目にかかった選手を重宝しやすい傾向が見られます。つまりは、信用してる人(今回は選手)を厳選しているのです。それが、選手起用が偏っている、同じ選手が多い、結果、交代枠の5人を使い切らない事に繋がっていたわけです。


ホーランド監督がリーダーシップを発揮できなかった背景は、今シーズンのJ1ですね。ここまでの大混戦ですと、少々勝てない時期が続いてしまうと、あっという間に下位に転落します。順位が下がってくると選手もサポーターもフロントも知らず知らずのうちにピリピリしてきますよね。ホーランド監督のCANCODEは、ピリピリした状態が長く続けば続くほどストレスになりやすいタイプです。

勝てない時期が続き、選手からも戦術について批判的なコメントも見られました。選手、コーチ、監督が信頼し合える関係性だったかどうかもリーダーシップに影響していたかもしれません。選手が自分の言う事を聞いてくれないと思いこんでしまったり、本来、言うべきこと、徹底させなければならない事を遠慮してしまったり、素質タイプ108の良さである修正能力も発揮しづらい環境だったのかもしれません。

たら、れば、ですがJリーグの経験値が多いコーチ、アシスタントを起用していたり、何があっても「この人ならすべてを任せられる」という絶大な信頼を置ける人がヘッドコーチにいたら、私は、今のFマリノスの結果は全く違っていたと思ってます。



今回は、プロのサッカーチームを事例として取り上げてみましたが、皆さんの会社でもこのような事はあると思います。役職名がついてる方は、否が応でもリーダーシップを取らなければいけない時もあると思います。

実を言うと、人はみんなリーダーシップ性を持っています。ただ、現状がリーダーシップを発揮しやすい環境か、発揮しにくい環境かを見極めるのはその人自身です。自分が能力を発揮しやすい環境はどんな環境か?どんな人が周りにいたらいいのか?自分を徹底的に理解することが重要です。

人の上に立つ立場の人であっても、自分へのマネジメントとして素質論が必要ですね。

2025年2月24日 (月)

検証!2025年 Jリーグ開幕 清水エスパルスはJ1残留できるか?

3年ぶりにJ1に帰ってきました。今回はJ2優勝しての自動昇格です。J2のチャンピオンに恥じない戦いをJ1でも見せてほしいですね。勝手ではありますが、毎シーズンの恒例で、チームの監督のバイオリズムから今シーズンがどうなるか?を予想してます。

バイオリズムは天気予報と同じくらいに思っておいて下さい。日常でも天気予報が晴れの予報で、雨が降ると嫌だったり、残念な気持ちになりますが、雨の予報で晴れたり、晴れ間が見えるとうれしく感じる事もあるでしょう。また、雨が降る事がわかっていれば「かさ」を持っていて対処する事もできます。悪いことが起こりそうと分かっていれば、事前に対処してダメージを少なくする事もできますし、悪いことに対しての心構えもできて、精神的な負担を少なくすることもできます。


前置きが長くなりましたが、エスパルスの監督である秋葉監督のシーズン全体の流れを予想してみると、去年からの成長期は今年も続きます。しかし、今年の秋葉監督のバイオリズムは去年と比べると良くないです。結果を出そうと焦ったり、焦燥感が出やすかったり、契約事でも、チーム内でも「不和」を生じやすかったり、人間関係に関しては問題を抱えやすいシーズンになってしまうかもしれません。フロント陣は、特に選手間の契約事に関しては、細心の注意を払って堅実に進めていただきたいです。困難も試練も多く訪れ、何かと試される出来事が多くなると思います。

しかし、この年は悪い事ばかりではありません。困難なくしては成長もない、多くの試練、困難を乗り越えてこそ、選手も監督もタフさが身に付くもの。それによって、大きく成長したり、地に根付かせることができたり、大きな成長と進化を遂げる年でもあります。案外、好結果が生まれる可能性もあります。目標のベスト10もあり得そうです。シーズンの明暗を分けそうなポイントは3つあります。


その前に秋葉監督の月ごとのバイオリズムを診てみましょう。(☆が5つが最高評価)

2月 ☆☆     第1節から第4節
3月 ☆☆     第5節から第8節
4月 ☆☆☆    第9節から第14節
5月 ☆☆☆    第15節から第19節
6月 ☆☆☆    第20節から第23節
7月 ☆      第24節
8月 ☆☆☆    第25節から第28節
9月 ☆      第29節から第33節
10月 ☆☆☆☆☆  第34節、第35節
11月 ☆☆☆☆☆  第36節から第38節


大きな谷になりそうなのが7月、9月になりそうですね。序盤のポイントになりそうな月は5月、シーズンの終盤に向かって流れがいい方向に向かいそうです。エスパルス得意の終盤まくりもみられるかもしれません(笑)去年同様、最後の4試合は、しびれる戦いが続きそうです。


シーズン前は、事ある毎に「秋葉監督はJ1で指揮したことがない」と悪く言われていましたが、私は、開幕して3試合くらいはJ2レベルからJ1レベルへの修正、整備に気を配って慎重に試合に臨む姿勢であれば問題はないと思っております。J1に昇格したからと言って、基本的なチームコンセプト、方針を変える必要は全くありません。万全を期して試合に臨むことが重要です。3月も思い切った采配をすることで、好結果が生まれるかもしれません。シーズンを通して言えることですが、今シーズンは欲張ったらダメ!「あれもこれも」より「一極集中」の方がいい結果は得られやすいと思います。秋葉監督も腰を落ち着けて采配をする事に尽力を尽くしてほしいですね。好結果が出てあぐらをかいてると、あっと言う間に転落するのもこの年に起こりやすい出来事でもあります。


ポイントになりそうなところを掘り下げますね。


ポイント① 5月の柏戦からC大阪戦まで

開幕してある程度の勝ち点(勝ち点21以上)を得られていれば問題はありません。チーム状態が好調であれば、好調維持に努めるための戦略、調整、選手起用を考えて実行する事がポイントです。今シーズンのチームの目標も明確に見えてくるでしょう。対戦相手も昨シーズンの上位チームと当たります。勝ち点を稼げれば順位のジャンプアップも期待できそうです。

反対に開幕から名古屋戦まで調子が上がらなくても、5月で勝ち点を稼げれば十分に巻き返せます。ここで巻き返せないと残留にも黄色信号、秋葉監督の解任論が浮上してくる可能性があります。5月はジャンプアップになるか、残留への黄色信号になるか、大きなポイントになりそうな月です。5月を終わるとシーズンの折り返しです。


ポイント② 7月

7月全般ですね。けが人が予想以上に多かったり、選手の移籍問題、金銭問題が出てくる可能性があります。契約事には要注意ですね。ここについてはクラブをマネジメントする側の話です。あってはならない話ですが、ここまでのリーグ戦の結果がよくないと秋葉監督の解任もあり得ます。


ポイント③ 9月新潟戦からFC東京までの5試合

昨年も9月はポイントになりそうな月として挙げましたが、今シーズンも難関ポイントになりそうな月です。次月からの好調期に備えて、いい目標(ベスト10、ベスト5)であっても、悪い目標(残留)であっても、万事の慎重さと辛抱強さを求められそうです。選手、監督、サポーター、皆さんも苦難と忍従の時です。秋葉監督も様々な場面でAにするかBにするかという選択、決断を迫られそうです。特に、この月はあれもこれも欲張ったらダメ、目標達成のために一極集中して臨む方が好結果を得られやすい時でもあります。


3年ぶりのJ1復帰の最初の年は、困難や苦難が多くなりやすいし、試練も訪れやすい年ですが、困難を乗り越えれば乗り越えるほど成長や進化に繋がっていきます。秋葉監督も選手も「修行の年」と割り切って、今シーズンを戦う事ができれば雑音に惑わされずに充実した結果が得られるシーズンになると思います。


今シーズンはJ1に残るだけでも本当に大きいです。数シーズンは大丈夫でしょう。だからこそ、地に足をつけて戦い2度と降格しないようにJ1に根を張り続けてほしいです。草木で言えば「上に伸ばす」ではなく「下に根をはる」J1に居続けられるチームかどうか、今シーズンはそれが試されます。

2024年8月 3日 (土)

検証!FC町田ゼルビア 黒田監督の激怒

J2優勝してJ1に昇格。今ではJ1でも首位を快走している町田ゼルビア。チームを率いているのは黒田剛監督です。アンチも多い黒田監督ですが・・・ 黒田監督ですが試合後の物言いに物議を醸した試合がありました。

その試合は、天皇杯の3回戦、筑波大学との試合です。この試合だけでゼルビアの選手が4人負傷(ミッチェル・デュークは肉離れ)してしまい、近年ではあり得ない大荒れの試合になってしまいました。試合が終わり、黒田監督が激怒!相手チームの悪い振る舞い、レフェリーに対しての不満が爆発しました。


黒田監督のコメントを一部抜粋

「フラストレーションのたまる判定があまりに続いた。骨折がいます。次、試合ができるようなケガじゃないです。4人大きなケガが出た以上、本当に現実を突きつけられた。何も得られないゲームだった。VARもありませんし、基準を考えるとすごく憤りを感じるゲームだった。」

筑波大学のラフプレーにも言及。

「ケガ4人で、3人はレイトタックル。こういったことがカードも出ず、ジャッジされず流されてきた。批判覚悟で言わせてもらうと、サッカー選手生命を脅かすので、きちっと指導してほしい。サッカーマナーの悪い一面が見られた。大人に向かっても配慮に欠ける言葉もあったし、教育もできていない」と強い口調で指摘した。(デュークに関しては、交代させるのが遅すぎでは・・・という声もありました。けがする前から足を引きづっていました)


今回の検証ポイントは、なぜ黒田監督がここまで激怒したか?という事です。それは、私は黒田監督のCANCODEに関係があると思いました。黒田監督のCANCODEは下の通りです。

黒田剛:555-100-025


CANCODEを通してみると、ファーストモード、セカンドモードのところでストレスポイントに触れています。

素質タイプ555 ストレスポイント 誠意、義理を感じない、横柄な言い方や汚い言葉を使われる

素質タイプ100 ストレスポイント メンツをつぶされてプライドを傷つけられる 礼儀礼節に欠ける行動をされる

サードモードに素質タイプ025があります。025を持ってる人は、仲間意識を強く持つ傾向があり、自チームの大事なレギュラーを潰されたとなれば、怒る気持ちも理解はできます。


素質タイプ555と素質タイプ100で、これほどまでの激昂につながってしまったのか?もう少し掘り下げて考えてみようと思います。

素質タイプ555の人は、自分の物差しで物事を判断してしまう傾向があります。この試合のレフェリーの基準になってしまったのは、チョン・テセ氏が指摘してたように開始早々のプレーで町田のファウルを取らなかった事が全てでした。ならば、筑波大学の選手からしたら「ある程度、強く当たっても大丈夫なのかな」「相手はプロだから、今日の試合は強く当たりにいかないとまずい」という危機感も筑波の選手にはあったと思います。そこにプロとアマのチェックの差、スピードの差が結果的にレイト気味のラフプレーのようになってしまったのではないか、と思います。

ただ、筑波大学の選手のプレーは、思いとは裏腹に黒田監督のファール基準と大きく外れていた事も黒田監督にとってフラストレーションがたまる要因になっていたと考えられます。

次に、中段のコメントにあるマナーの悪い一面を見られた。大人に向かって配慮に欠ける言葉もあったし、指導教育もできていないと強い口調で指摘した、とありますが、素質タイプ555のストレスポイントである誠意、義理を感じない、横柄な言葉、汚い言葉を言われたり、素質タイプ100のストレスポイントである礼儀礼節に欠ける行動が見られたかもしれません。

スポーツの試合だけでなく、皆さんの職場でも熱くなって、年上、年下、先輩後輩関係なく言い合う事もあると思います。それでも、カッコ内の文中を見ると限度を超えた口のききかた、態度が筑波大学側にもあったと推測できますし、アマなのにプロに対してその態度は何だ!?という思いを抱えながら、試合にも負けてしまいメンツまで潰されてしまいました。上下関係を重んじる100の人には、ストレスに感じていたのだと察します。


この試合後のヤフコメなどは大荒れで「普段、町田がやってることをそのままやられただけで文句を言ってる黒田は何様だ!」「筑波の選手に言う前に、自分のチームの選手を何とかしろ!」そのようなコメントも多かったですが、私は、カップ戦に負けただけで相手チームに対して、ここまで言うか!?っていうのが妙に引っかかていました。

だからこそ、素質論で黒田監督が激怒した深層を探ってみようと思いました。


ゼルビア、黒田監督が好きか嫌いかはさておき、サッカーファンの方々は、このコメントをどのように思ったのでしょうか?

2024年3月17日 (日)

検証!2024Jリーグ開幕 清水エスパルス 今年こそ

2024年Jリーグが開幕しましたね。

昨シーズンはあと1点、あと1ポイントで昇格を逃す悔しいシーズンとなってしまいました。今年こそは!という思いで昇格を目指してほしいと思います。その思いは私だけでなくて、エスパサポさんの願いでもあります。


毎シーズンの恒例の予想に入りたいと思います。シーズンを通して当たってれば「おっ!すげえ~!」くらいに思っていただけたら十分です。バイオリズム予想は、天気予報と同じくらいにみてもらえればいいと思います。バイオリズムで悪い予想が出ても、対策をすることによって無傷ですむこともあります。天気予報も同じで、雨が降ると分かれば傘や雨具を持っていきますよね。傘を持って出かけた事によってチャンスが生まれたり、いいことがあったりします。悪い予想が出ても悲観にならず、そこで何が必要かを知っておくことに意味があります。チームの結果には監督のバイオリズムが影響します。

前置きはこのくらいにして、秋葉監督のバイオリズムからエスパルスの今シーズンを予想してみましょう。


秋葉監督の今年のバイオリズムは余波年。素質論ではプロモーションの年と呼んでいます。全般的には穏やかで、心にゆとりが持てるから落ち着いて行動したり、決めたりすることができます。周囲からの応援が得られて人気が出る時です。エスパサポさんの皆さん、ぜひチームを応援してください!そうとは言え、油断は禁物。調子に乗ったと安心しきってしまわないことがポイントです。また、気持ちがフワフワしやすいので、ケアレスミスが多くなったり、妙なフワフワ感が選手に伝播しなければいいなと思ってます。秋葉監督の月ごとのバイオリズムをみていきましょう。(☆5が最高評価)


2月 ☆☆☆☆☆  (1節、2節)
3月 ☆☆☆☆☆  (3節~8節)
4月 ☆☆☆    (9節~13節)
5月 ☆☆☆☆☆  (14節~18節)
6月 ☆☆     (19節~22節)
7月 ☆☆☆☆☆  (23節~25節)
8月 ☆☆☆☆☆  (26節~28節)
9月 ☆☆     (29節~33節)
10月 ☆☆☆   (34節~37節)
11月 ☆☆☆   (38節)

シーズン全体でみれば好調といっていいでしょう。月単位でみると4月、6月、9月が要注意ですね。4月、6月、9月は難敵、苦杯を喫したチーム、移動距離の長いAWAY試合など、秋葉監督のバイオリズムの調子が落ちる月に、そういう試合が組まれていることが気になります。好調な月は好調、不調な月は不調、トータルで見て好調と解釈するほうがスッキリすると思います。しかし、好調であっても、目に見えないところ、チームの課題を克服していかないと好調は長く続きません。


気になる4月、6月、9月を掘り下げてみていこうと思います。

まず、4月ですが、好調さを保っていてもこの月で「変革、変化」がありそうです。丁度、転換や変化、整理の周期にあたっています。一度、チーム状況をよく鑑みることが重要です。戦術、戦略、チームの方針などを確認しながら組織をマネジメントすることがポイントです。転換はいい流れから悪い流れにいくも転換、悪い流れからいい流れにいくも転換です。4月は未知のJリーグ杯、力をつけてきた甲府、元々力がある岡山、仙台、難敵と当たります。心配な月ではありますが、上手く乗り切れば独走も考えられます。


6月は、これまで好調を維持してきたところに陰りが見えてきます。様々なトラブルや心配事が表に出てきやすい時でもあります。頼りにしていた選手の移籍、怪我。これまで通りの戦術、戦略が合わず、思うように勝ち点が伸びない事が挙げられます。シーズンの中盤ですから、一旦、立ち止まってチーム状況を整理する必要が出てくるかもしれません。その影響で、今までとは全く違う戦い方、先発の入れ替え、システム変更などの戦術面に影響が出てきたり、秋葉監督も考え方を変えて対応しなければならない時もあるかもしれません。ホーム&アウエイの2巡目にあたるチームもありますから、対策するのもこの時期です。チームを立て直したり、底上げを図ったり、内部の整備で停滞する事も考えられますが、飛躍の時に備えて、力を蓄える時でもあります。


9月は、秋葉監督自身の勘が冴えて、思い切りのよさが出てくる時期です。しかし、裏目にも出やすい時期ですから、采配は細心の注意を払う必要があります。上手くいってることはそのまま継続したほうがいいかもしれません。リーグも終盤に差し掛かってきますから、一気に目標を達成したい衝動にも駆られると思いますが、結果は裏腹になりやすいです。また対戦相手も一筋縄ではいかない相手です。相手も「何か」が懸かっている場合なら、尚更です。地道でいいので、確実に勝ち点を積み重ねる事ができるかどうかがポイントになるとみています。見通しがついてくるのは、10月の山形戦以降ではないでしょうか。


前述に書いた通り、秋葉監督のバイオリズムの調子が落ちる月にどのようにしのぐか、どのような結果になるのかで昇格、プレーオフ進出に影響が出てくると思います。

最後に昇格のライバルは、甲府、岡山、千葉、長崎ではないでしょうか。プレーオフは藤枝くるかどうか、ダークホースは愛媛といわきをあげておきます。皆さんの予想はどうでしょうか?

2023年3月28日 (火)

検証!2023WBC優勝 侍ジャパンを支えたコーチ陣

熱闘、激闘、死闘続きだったWBC優勝から早くも1週間が経とうとしています。国民を熱狂の渦に巻き込みましたね。侍ジャパンの選手たちお疲れさまでした。そして、ありがとうです。

そんな侍ジャパンですが、選手の事も検証してみたい気持ちはありますが、そこはさておき・・・ 侍ジャパンを支え続けたコーチ陣にスポットライトを当ててみたいと思います。このコーチ陣なしでは、侍ジャパンの世界一はなかったのではないか、いや、このコーチ陣だからこそ世界一が取れたのではないか、のびのびと自然体で日本の野球ができたのではないか、と検証してみて感じました。侍ジャパンのコーチ陣のCANCODEですが

ヘッドコーチ  白井一幸 789-125-108-7898
打撃      吉村禎章 024-108-001-0247
外野 走塁   清水雅治 555-012-789-5554
投手      吉井理人 789-789-125-7891
ブルペン    厚澤和幸 108-000-888-1081
バッテリー   村田善則 108-012-555-1082
内野走塁 作戦 城石憲之 025-108-012-0250


コーチ全員が素質ベクトルH(素質タイプ012、108、789、025)を持っています。自分が自分が、ではなく相手の事、この場合は選手になりますが、相手のために何ができるかを優先して実践してくれる人達でした。素質ベクトルHは、自分にしかできない役割を全うすることを意気に感じやすかったり、報酬、名誉は関係なく必要だとされる場で仕事をすることでモチベーションが上がってきます。

試合を見ていても国を代表して戦うピリピリした試合なのに、1点差ゲームで緊張感のある試合なのに、どこか温かみのある雰囲気があったのは、素質タイプ108の人が持つ柔和な空気感、やわらかい感じの空気感がその場を作っていたかもしれません。調べてみると、何と!コーチ7人中5人が素質タイプ108を持っています。


今大会で優勝できたポイントの1つとして挙げられるのが投手起用と言われていました。野球では、マウンドに先発、リリーフを送り出す時はブルペンで調整をしてからマウンドに送ります。このブルペンコーチを担当したのが厚澤コーチです。

厚澤コーチは、他のコーチとは少々違うタイプです。厚澤コーチが持つ素質タイプ888、000はその人が持つ雰囲気や勢い、その日の調子など、目に見えないエネルギーを感じ取りながら判断する傾向があります。ブルペンの投球をみて、コンディションを感じ取って投手をみていたかもしれません。ピッチャーってその日によって調子が全然違いますので、目に見えない細かいところを感じ取れるコーチの存在は大きかったかもしれません。厚澤コーチをエスパーのように祀っているわけではありません(笑)

実際に試合で投げる投手起用は吉井コーチですが、吉井コーチは選ばれたピッチャーの実績、経験(先発、中継ぎ、抑え)を加味しながら、どの試合で誰に投げてもらうかを緻密に計算していたと思います。素質タイプ789の実績や経験を重視する点、789の方はこだわりが尋常ではない!吉井コーチからもこだわりの人材をそろえた。というコメントが出るほどの人材でした。決勝までを見据えて、長い目で物事を考える視点は素質タイプ125の特徴が出ています。

経験を重視した投手起用はこんなところにも。準決勝のメキシコ戦は佐々木朗希投手が先発でした。実は、佐々木投手を先発に起用したのも、リリーフの経験がないから先発させたそうです。佐々木投手のCANCODEは888-789-919です。どちらかといえば、最初からいくほうが力を出せるタイプです。

リリーフした山本由伸投手は、リリーフの経験もあるので第2先発として後ろに持っていった。その人の経験、実績を重んじて判断する789の特徴が強く出ていました。仮の話ですが、佐々木投手がシーズン中に何度かリリーフやクローザーの経験があったら、後ろに持ってきた可能性も考えられました。


帰国後の会見で、印象に残った場面を回想してもらいました。

白井ヘッド「3塁を回すかどうかはコーチとして判断が難しいところ、ベンチを見たら30人のランナーコーチャーがいたので、臆することなく回すことができた」

城石コーチ「ムネのところにいった時、何で俺のところに来た?代打か?バントか?みたいな顔をされたが、お前に任せると、監督の言葉を伝えた時のムネのスイッチが入った表情は一生忘れられない」

清水コーチ「イタリア戦での岡本選手の盗塁、すみません。あれは僕が横から大嘘を教えてしまいまして、エンドランだといいました。それでアウトになりました。申し訳ございません」


場面や結果だけでなく、聞いていてどこかほのぼのするようなコメントでした。また、清水コーチが持つ素質タイプ555は、落ち度があってもすぐに謝れない事があります。イタリア戦で謝っていないんじゃないかな(笑) まさかの公開謝罪で・・・ミスがあれば素直に認める、これも素質タイプ555の特徴が垣間見れました。


選手が力を発揮するには監督、コーチの役割、雰囲気は大事な要素であることを認識させられました。緊張感のある試合が続いていたなか、選手もコーチも監督も自然体でのびのびできたのは、今大会に招集されたコーチ陣の持つ素質の影響もあったと思います。もちろん栗山監督も含めてです。それだけでなく「上」からではなく、同じ目線に立って一緒に考える姿勢も大事ですよね。侍ジャパンから組織の在り方について学ぶべきところがたくさんありました。


素質論では、自分を知ることができますし、相手も知ることができます。どの人に何を任せるか、どのような役割が適任か、ビジネスで組織をまとめる側に回る人は、相手を知って活かすことを考えるほうが成果は上げやすいです。成果が上がってくると楽しくなってきます。

今回は侍ジャパンコーチ陣を検証してみました。

2023年2月26日 (日)

検証!清水エスパルス ゼ・リカルド監督と秋葉忠宏コーチの関係性

J1、J2が開幕しました。9か月の長いシーズンが始まります。

Jのカテゴリー関係なくサッカー評論家、識者がどのチームが優勝するか、昇格するか、降格するかを予想するのもいいですが、今回は少し視点を変えてチームを支える監督とコーチの相性、人間関係性はどうなのか?を清水エスパルスのゼ・リカルド監督と秋葉コーチを事例に挙げて検証してみようと思います。お二人のCANCODEは次の通りです。(ゼ・リカルド監督の生年月日はクラブの公式発表の日を採用しています)


ゼ・リカルド監督:919-125-001-9194
秋葉コーチ:        025-012-024-0259

関係性を読み解くにあたって注目するのは、似た者同士かそうでないかです。

2人のCANCODEをみたときに、似た者同士かそうでないか、と言われたら「そうでない」です。「そうでない」にも2種類あって全くかみあわない、無いものねだりに分けられます。この2人の関係性をみると「無いものねだり」に近い関係性ですね。

監督とコーチでは、立場上は監督の方が上ですよね。ですが、2人の関係性では秋葉コーチの方が上の立場なのです。


???って思った方もいると思います。頓智をしているわけでもありません。この関係性をジャンケンに例えてみます。

グーしか持っていないのがゼ・リカルド監督、パーとチョキを持っているのが秋葉コーチ、かつ、よく出すのがパーの方です。ジャンケンのルールでは、グーに勝つのはパーですよね。なので、人間関係上では秋葉コーチの方が上座になるという事です。

これも意外にと思うかもしれませんが、秋葉コーチがゼ・リカルド監督に指示したり、助言したりする関係性の方が○です。逆だと、不満がたまりやすくなります。(監督、気にしておいて下さいね)


人間関係を悪化させないようにするためには、その人のタブーを何度も犯さない事が重要です。ゼ・リカルド監督の持つ素質タイプ919、125、001は結果を求める事が強い素質タイプで、919もあり短期で集中して結果を出したい傾向もあります。結果がすぐに出ないことはタブーになりやすいです。集中したいときに色々言われる事もタブーになりやすいです。秋葉コーチは、監督へのアドバイス、支持は監督のタイミングでする事と何か聞かれたら即座に答える準備をする。スピードのある対応がいいかと思います。


秋葉コーチは、物事に対して結果と同様にプロセスも大事にする方、信頼関係を大事にする方ですから、気配りを感じられなかったり、人前で恥をかかされるのはタブーになりやすいです。1番やってはいけない事は、監督が秋葉コーチを選手やスタッフの前で大声で叱責、叱る事は絶対にしてほしくないですね。これやっちゃうと、秋葉コーチのモチベーションが一気にダウンして、関係性にもヒビが入りますから注意してほしですね。また、素質タイプ025、012も一旦、信頼関係が崩れてしまうと回復させるのは難しいので、その点も気をつけてほしいですね。


無いものねだりの関係性ですから、お互いに無いものを生かし合う方がいいと思います。秋葉コーチにあるファーストモード025は客観性と情報収集力、スカウティングに優れています。025はどんな事でも器用にこなせるタイプですから、部下にいたら心強い素質タイプです。

ゼ・リカルド監督にある素質タイプ919は瞬間、瞬間の判断、勝負所を見極めるカンは優れています。(昨シーズンは、あまり見られませんでしたが、今シーズンは見られると信じて)秋葉コーチの持つ客観性、対戦相手の情報収集、的確なスカウティングに沿った戦術、戦略が試合に活かせるかがキーポイントになると思います。結果が出れば、監督は秋葉コーチの助言を受け入れる事が増えてくるでしょう。そして、信頼関係も増してきます。


職場でも上司、部下、同僚との関係性、個人事業主さんでもビジネスパートナーとの関係も同様に

「相性はどうなのか?どのような関係性なのか?どのように活かしあえばいいのか?」そのようなお悩みを持つ方もいると思います。知っておく方が物事を円滑に運びやすいですし、知っておくと得する事ばかりです。


最後になりますが、ゼ・リカルド監督と秋葉コーチのお互いにないものを活かしあって、1年でJ1昇格を目指してほしいと思います。4月の難所も秋葉さん次第では、上手に回避できるかもです。

2023年2月13日 (月)

検証!ゼ・リカルド監督 2023年のバイオリズム 清水エスパルス2度目のJ2 シーズン前半

最後の最後まで残留を信じていましたが・・・結果は降格。私も昨年8月の苦しい時に、チームが浮上してきたので残留はもちろん、ベスト10に入るだろう、と思ってました。予想を信じてくれた方には申し訳ないなという気持ちです。

ゼ・リカルド監督は契約更新で今期も指揮を取ります。監督についても続投か解任か、意見が割れていました。大熊GMは、続投させた1つの理由として「得点力が向上した」事を挙げてましたが、私は、何か引っかかるというか釈然としませんでしたし、新監督を迎えてシーズンに臨んでもよかったのではないか、今でもそう思っております。なんやかんや言っても、気が付けばもうすぐ開幕というところまで来てしまいました。


毎年、恒例ですが素質論で監督のバイオリズムをみて、シーズンがどうなりそうかを予測しています。予測なので当たる事もあれば外すこともあります。いい予測は当たってほしいですが、悪い予測は外れてほしい、努力と対策で外してほしいというのが私の本音です。

前置きは長くなりましたが、ゼ・リカルド監督のシーズン前半のバイオリズムをみていきましょう。(☆が5が最高です)

 1節~3節     ☆☆☆☆☆ 
 4節~7節     ☆☆
 8節~13節    ☆☆
14節~19節    ☆☆☆
20節~24節    ☆☆


◎バイオリズム総評と予測される出来事

バイオリズムですが、昨シーズンと比べると数段落ちます。その一方で権田選手、サンタナ選手、松岡選手、乾選手など、中心選手が残留してくれた事はチームにとってはかなりプラスです。中心選手まで出て行ってしまったら、今年はJ1昇格どころか、早めのグレートリセットの年になっていたでしょう。残留したことによって目標は1年でJ1復帰のただ1つだけに絞るほうが、方向性が固まっていい成果は出やすいかもしれません。

J2に降格した事は、おそらくは想定外の事態だったと思います。かつ、ゼ・リカルド監督のバイオリズムをみても予期せぬ変化が起こりやすい、今までの価値観を変えなければならない事も出てくると思います。降格したこと自体が思ってもなかった事ですから、昇格への焦り、気苦労、重圧からか今シーズンはバタバタした采配になりやすいのではないでしょうか。そんな流れの中で迎える今シーズンですが、前半戦のポイントは2つあるとみています。


ポイント① 4月の7試合(ルヴァン杯も含む)

開幕は順調に見えても、すぐに落とし穴がやってくるようです。水戸は直近の試合で鹿島に勝っていますので、勢いがありそうです。続く岡山戦から磐田戦、群馬の後の甲府戦も力のあるチームとの対戦が続きます。早くも消耗戦になりそうな気配を感じます。そのような試合日程と照合させていくと4月はポイントになりそうです。消耗したままであっても無難に乗り切れるかどうかでしょう。4月になってもチームの調子が上がらず、リーグ戦の順位も10位前後を行ったり来たり、または10位以下ですと、あってはほしくないですが、監督の進退問題に発展する可能性もあります。6月に解任になってしまう事にならなければいいのですが。10位というのも明確な根拠はありませんが、過去の流れと私の直感の判断からです。

また、シーズンを通してですが、いい方向にいけばいい方向に、悪い方向に行ってしまうと、とことん悪い方向に行ってしまうのも気がかりです。一旦、悪い流れになった時に、早く立て直せないと取り返しのつかない事になるでしょう。物事が一気に動く時でもあります。


ポイント② ルヴァン杯の取捨選択

シーズン前半でルヴァンのグループリーグ6試合があります。プロである以上、勝利を目指し、最善の努力はしなければなりません。これは理解できます。ルヴァン杯、天皇杯にしても例えばですが、若手や出場機会の少ない選手を起用して底上げを図る、新システムを試すなどの目的があればいいですが、タイトルだけを狙おうとしてレギュラーを使い詰めにしてしまったり、不毛な試合でケガさせられたりしたら、シーズン後半に悪影響が出やすいです。カップ戦については結果次第ですが、私は捨ててもいいと思います。中途半端に手を広げてしまえば、全部中途半端に終わってしまいます。

例外は、昨シーズンの甲府のように昇格の望みがなく、カップ戦でタイトルを狙えるなら狙ってもいいと思います。いずれにせよ、チームとして目標の優先順位をハッキリさせておくことが重要です。


あと、上記のポイントとは別で私が個人的に気になってる事は、昨シーズン9月以降は未勝利で終わってしまった事です。J2の長丁場、かつタフな日程でチームの歯車がかみ合わない、チーム状態が芳しくない時に、立て直すことができるのか・・・悪い方向にいってしまえば、とことん悪い方へいってしまう流れなので、そこは一番不安を感じてます。


◎おこがましいかもしれませんが、このバイオリズムならこんな対処方法がベターです。

・選手起用は柔軟にしてほしい。チームにユーティリティープレイヤーが2人か3人はほしい。
・J1昇格なのか、カップ戦でタイトルを獲りたいのか、優先順位をハッキリさせる。中途半端に手を広げると中途半端な結果になりやすい。J2では戦力が豊富にみえるかもしれないが、いかんせん今のエスパルスは両方狙えるほどではない。
・早くJ2の日程に慣れる事。(コンディショニングに影響してきます)


J1昇格へ負けないは当たり前です。そして、シーズン後半に大型連勝して勝ち続けないと昇格はできません。首位を独走する必要はないので、シーズン前半はベスト5圏内であれば、昇格は十分狙える位置だと思います。前半戦を終えてから、シーズン後半も予想してみようと思います。
あくまでも参考程度にして下さい。

PS ウィキではゼ・リカルド監督の生年月日は1971年6月5日とありますが、クラブの公式発表では1971年3月13日となっております。生年月日はクラブの公式発表を採用して判断しております。

2022年12月31日 (土)

検証! 清水エスパルスJ2降格

これだけは、素質論で検証したくねえ~と思い、ズルズルと先延ばしにしていたら大みそか・・・ 年が変わる数時間前です。エスパサポにとっては嫌な事ではありますが、年内にカタをつけなければいけません。

検証とは言っても、自分でも苦笑いするしかないくらい予想が大外れで「やべえ!やっちまった!」というくらいのレベルです。外れた以上は、何を言っても言い訳にしか聞こえません。それでも今後の自分に少しでも糧になるのなら、嫌な事であっても検証はすべきです。


簡単に振り返れば、ゼリカルド監督の今シーズンのバイオリズムは大変良かったです。かつ、9月と10月でしり上がりに上がってくるだろうと予想していました。しかし、9月以降は未勝利で急降下してしまい、終わってみれば降格でした。


エスパルスに限らず私も色々な方のバイオリズムを検証してきましたが、バイオリズムが好調でも成果、結果を出せない人に共通している事があります。

・本人のバイオリズムがよくても、周りの環境が悪くて力を発揮できない(悪い方に影響されてしまっている)または、本人よりも周りで起こっている問題が大きすぎる

・本人が何も努力をしていない

大体、この2つです。


また興味深いのは、エスパサポが毎年指摘していることで「クラブがどんなサッカーをしたいのかがわからない」「クラブがどういう方向性でいるのかわからない」という事でした。これはバイオリズムを診るにあたって、すごく大事な事です。バイオリズムは、単に運の良しあしではないのです。その年、その月、その日にやるべきことや気を付ける事があります。方向性がわからないということは、その時に何をしていいかわからないという事になります。

このパターンは経営でもそうですが、戻るべきところがないので、悪い流れになると歯止めが利かなくなります。

バイオリズムは、しっかりした方向性と目標があって、はじめて味方になり、その時々にやるべきことがはっきりしてきて、未来に向けてステップを踏めるようになってくる。いいも悪いも未来への申し送りなのです。

なぜ、エスパルスが降格したのか?サッカーに詳しい方は、サッカー関連からなぜ降格したかを考えてもらえばいいと思います。私は、素質論で考えた時に、エスパルスが降格してしまったのは、

・クラブの方向性の無さ
・クラブで起こっている問題があまりにも大きすぎて、ゼリカルド監督が力を発揮しづらい環境だった

私はこの2つではないか、と思っています。

今回の大外しから学んだ事は、クライエントのバイオリズムが良くても、力を発揮できていないと感じた時には、より一層クライエントの現状把握をしっかりヒアリングするという事です。これは、今後のアドバイス活動に活かしていこうと思います。


エスパルスはJ2でみっちり鍛え直して上がってきてくれ。残念ながら今のままではプレーオフ圏内も入れない。

2022年12月23日 (金)

検証! 素質論で今回のW杯日本代表で得点をあげた選手のバイオリズムを検証してみた。

W杯の激闘からもう1週間が経とうとしています。決勝のフランス対アルゼンチンの試合を見た方は、夜更かしした価値があると思います。1か月前の今日は、日本代表がドイツから大金星をあげた日でもありました。


今回のW杯で得点をあげた選手を素質論で検証してみます。得点をあげた選手は、堂安選手、浅野選手、田中選手、前田選手の4人です。4人の素質は

堂安律:024-024-100-0241 (9-8-7、9-8-5)
浅野拓磨:024-125-789-0247 (3-2-1)
田中碧:100-555-000-1007 (3-2-9)
前田大然:108-025-789-1082 (0-7-6)

まず、ドイツ戦で逆転ゴールをあげたのは浅野選手、スペイン戦で逆転ゴールをあげた田中選手を取り上げたいと思います。この2人には共通点がありました。


◎プロモーションは周囲からの応援が得られて人気が出やすい!

浅野選手と田中選手ですが、タイムコードの年の数字が3だったんですね。3の時はプロモーションの時期で、周囲からの応援が得られやすい時です。ゴールをあげた事によって大一番で注目を集めました。知名度も一気に上がりました。浅野選手は直前にケガもあり、代表メンバーに入れるかどうかもわかりませんでした。代表メンバーに入りましたが、「本当に大丈夫か?」「なぜ、大迫、古橋ではなく浅野なんだ!?」と批判的な意味でも注目されていました。

スペイン戦で逆転ゴールをあげた田中選手も浅野選手と同じプロモーションの年。田中選手は東京五輪で活躍したことが森保監督に認められての代表入りです。実力はもちろんですが、もしかしたらプロモーションの年の影響を受けているかもしれません。逆転ゴールをアシストした三苫選手にも注目が集まりました。


逆転ゴールの前に、まずは同点!2試合で同点ゴールをあげた堂安選手にも注目しましょう!堂安選手の持つ素質タイプ024は努力とプロ意識の塊、そのような精神性が同点ゴールにも繋がったと思います。コメントも「あの角度は俺の得意な角度だから・・・」と男前なコメントでしたね。その思いは「オレが決めなければ誰がやる!」「今、ここで結果を出す!」後がない!強い気持ちが強豪相手から奪った同点ゴールでした。このゴールは、選手だけでなく応援してた日本サポーターも勇気づけるゴールでしたよね。

世界と戦うなら、このくらいのメンタリティーが必要ですね。



最後はクロアチア戦で先制ゴールをあげた前田選手です。前田選手は他3人の選手と素質が大きく違います。前田選手の持つ素質タイプ108,025,789はベクトルHに属します。ベクトルHを持つ人は、相手のためなら身を粉にしてもいい(今回はチームのためなら)、自らが献身的に動く精神性を持っています。自分よりもチーム優先、チームのためなら何でもする精神性があります。

前田選手のタイムコードにも森保監督と同じように0があります。0の時は、今までやってきたことの評価が出る時です。クロアチア戦での先制ゴールは、本当に夢を見させてもらいました。

森保ジャパンのメンバー構成は、チームのために、相手のために頑張れる選手が多くいました。それでも世界と戦うには堂安選手や浅野選手のような、勢いをつけてしまえばものすごいエネルギーを出す選手も必要です。自分が、自分たちの・・・と主張する選手が少なかったのが特徴的でした。4年後のW杯の代表メンバーは、どんなタイプが入ってくるのか、メンバーの素質に応じて検証してみたいと思います。


とりわけ2023年のWBC栗山ジャパンも素質論で検証してみたいと思います。



2022年12月17日 (土)

検証!素質論で森安監督のバイオリズムとグループリーグ日程を検証してみた

もうW杯も残すは決勝と3位決定戦だけになりました。1か月前はあまり盛り上がっていないように感じましたが、大会が始まれば試合を見て、翌日は寝不足気味な方もいましたよね。

日本代表もドイツ、スペインに勝ってグループリーグ首位で突破をする、グレートサプライズを起こしました。残念ながら決勝トーナメントはクロアチアにPKで惜敗してしまいましたが、戦前の評価を覆すには十分な戦いだったと思います。欲を言えばベスト8いてほしかったですねえ~


今回、素質論で検証するポイントはドイツ戦に始まり、クロアチア戦で終わった臨戦過程です。これを検証してみたいと思います。たかが日程、されど日程ですが、金星をあげた日はバイオリズム(素質論ではタイムコードと呼んでいます)の影響もあったからです。このような事を取り上げると後からでは、何とでも言える思っている人もいるでしょう。これは、W杯に限らず検証の1つとして取り上げてみたいのです。


◎短期決戦はタイムコードが命です。

日々、新しい毎日、昨日と今日は同じではありません。と知っていてもそう思えないのが人間です。特に、スポーツの世界では顕著に表れやすいです。その謎はその人のタイムコードにあります。

誰のタイムコードがチームに影響を与えるかと言えば、森保監督です。グループリーグの日程とスコアをおさらいしましょう。森保監督のタイムコードも表記しておきます。

11月23日(0-7-8) 日本VSドイツ 2-1   
11月27日 (0-7-2)日本VSコスタリカ 0-1
12月1日 (0-7-6)日本VSスペイン 2-1
12月5日 (0-7-0)日本VSクロアチア 1-1 (PK1-3)

11月23日のドイツ戦は、周知の通り大方の予想を覆す大金星をあげた日です。この日の森保監督は最高潮!何をしても采配が当たる日でもありました。タイムコードの8は完成という意味があります。この日のためだけに用意した作戦が大当たりでした。積極的な采配も光っていました。また、年にあたる0は研究という意味があり、今までやってきた事の評価が出る時でもあります。私はこのW杯をむかえるまで、森保監督が取り組んできた事は正しかったと思っています。


11月27日のコスタリカ戦、日本人はコスタリカには勝つ、と予想していた人は多かったはずです。森保監督のタイムコードは0-7-2。この日が唯一の落とし穴でした。その落とし穴にはまって苦い黒星を喫してしまいました。タイムコードの2の時は、気持ちが空回りしやすかったり、何となく疲れてたりします。初戦のドイツ戦に勝って、緊張の糸が切れて疲れていたかもしれません。また、選手もこの日だけは迷い、焦燥、気持ちがフワフワしていたり、力を発揮しづらい選手が多かったです。この大事な試合で負けてしまい、後がない状況に追い込まれてしまったんですよね。


12月1日に運命のスペイン戦を迎えるわけですが、この日の森保監督のタイムコードは0-7-6。今までやってきた事が成果に結びつく日でした。その成果はドイツに続いてスペインからも勝つ、しかも逆転勝ち。そしてグループリーグを突破して2大会連続でベスト16を決定させました。タイムコードの6は成果!いい成果を得られやすい日に運命の試合に勝つ!この日も森保監督の積極的な采配が光っていました。

タイムコードは全部で10ありまして、日では10日、月では10か月、年では10年が1サイクルです。この10日間1サイクルの中でドイツ戦とスペイン戦は、結果を出せそうならここしかない日でした。


12月5日はベスト8を懸けてのクロアチア戦、この日の森保監督のタイムコードは0-7-0。たら、ればはいけませんが・・・ここで勝っていたら「新しい景色」が見られたと思いますし、日本サッカー、アジアサッカーにとっても歴史を変える日でもありました。そのくらい大きなターニングポイントだった日でした。タイムコードの0は今までやってきた事が評価が出る時でもありますが、未来に向かって、将来に向かって結論を出す時でもあります。結果は残念でしたが、未来に向けて1つ課題が明確になった試合でもありました。


日々のタイムコードには必ず意味があります。単にその日の占い的なものではありません。知って、使って、活かしてでなければ学ぶ意味がありません。自らが日を選ぶ事も大事ですし、日によって何に気を付ければいいかを把握しておくことは、ビジネスシーンで大きな力を発揮する事ができるようになります。どんな時でも力を発揮できるようになるのが素質論の強みです。

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