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2022年12月

2022年12月31日 (土)

検証! 清水エスパルスJ2降格

これだけは、素質論で検証したくねえ~と思い、ズルズルと先延ばしにしていたら大みそか・・・ 年が変わる数時間前です。エスパサポにとっては嫌な事ではありますが、年内にカタをつけなければいけません。

検証とは言っても、自分でも苦笑いするしかないくらい予想が大外れで「やべえ!やっちまった!」というくらいのレベルです。外れた以上は、何を言っても言い訳にしか聞こえません。それでも今後の自分に少しでも糧になるのなら、嫌な事であっても検証はすべきです。


簡単に振り返れば、ゼリカルド監督の今シーズンのバイオリズムは大変良かったです。かつ、9月と10月でしり上がりに上がってくるだろうと予想していました。しかし、9月以降は未勝利で急降下してしまい、終わってみれば降格でした。


エスパルスに限らず私も色々な方のバイオリズムを検証してきましたが、バイオリズムが好調でも成果、結果を出せない人に共通している事があります。

・本人のバイオリズムがよくても、周りの環境が悪くて力を発揮できない(悪い方に影響されてしまっている)または、本人よりも周りで起こっている問題が大きすぎる

・本人が何も努力をしていない

大体、この2つです。


また興味深いのは、エスパサポが毎年指摘していることで「クラブがどんなサッカーをしたいのかがわからない」「クラブがどういう方向性でいるのかわからない」という事でした。これはバイオリズムを診るにあたって、すごく大事な事です。バイオリズムは、単に運の良しあしではないのです。その年、その月、その日にやるべきことや気を付ける事があります。方向性がわからないということは、その時に何をしていいかわからないという事になります。

このパターンは経営でもそうですが、戻るべきところがないので、悪い流れになると歯止めが利かなくなります。

バイオリズムは、しっかりした方向性と目標があって、はじめて味方になり、その時々にやるべきことがはっきりしてきて、未来に向けてステップを踏めるようになってくる。いいも悪いも未来への申し送りなのです。

なぜ、エスパルスが降格したのか?サッカーに詳しい方は、サッカー関連からなぜ降格したかを考えてもらえばいいと思います。私は、素質論で考えた時に、エスパルスが降格してしまったのは、

・クラブの方向性の無さ
・クラブで起こっている問題があまりにも大きすぎて、ゼリカルド監督が力を発揮しづらい環境だった

私はこの2つではないか、と思っています。

今回の大外しから学んだ事は、クライエントのバイオリズムが良くても、力を発揮できていないと感じた時には、より一層クライエントの現状把握をしっかりヒアリングするという事です。これは、今後のアドバイス活動に活かしていこうと思います。


エスパルスはJ2でみっちり鍛え直して上がってきてくれ。残念ながら今のままではプレーオフ圏内も入れない。

2022年12月23日 (金)

検証! 素質論で今回のW杯日本代表で得点をあげた選手のバイオリズムを検証してみた。

W杯の激闘からもう1週間が経とうとしています。決勝のフランス対アルゼンチンの試合を見た方は、夜更かしした価値があると思います。1か月前の今日は、日本代表がドイツから大金星をあげた日でもありました。


今回のW杯で得点をあげた選手を素質論で検証してみます。得点をあげた選手は、堂安選手、浅野選手、田中選手、前田選手の4人です。4人の素質は

堂安律:024-024-100-0241 (9-8-7、9-8-5)
浅野拓磨:024-125-789-0247 (3-2-1)
田中碧:100-555-000-1007 (3-2-9)
前田大然:108-025-789-1082 (0-7-6)

まず、ドイツ戦で逆転ゴールをあげたのは浅野選手、スペイン戦で逆転ゴールをあげた田中選手を取り上げたいと思います。この2人には共通点がありました。


◎プロモーションは周囲からの応援が得られて人気が出やすい!

浅野選手と田中選手ですが、タイムコードの年の数字が3だったんですね。3の時はプロモーションの時期で、周囲からの応援が得られやすい時です。ゴールをあげた事によって大一番で注目を集めました。知名度も一気に上がりました。浅野選手は直前にケガもあり、代表メンバーに入れるかどうかもわかりませんでした。代表メンバーに入りましたが、「本当に大丈夫か?」「なぜ、大迫、古橋ではなく浅野なんだ!?」と批判的な意味でも注目されていました。

スペイン戦で逆転ゴールをあげた田中選手も浅野選手と同じプロモーションの年。田中選手は東京五輪で活躍したことが森保監督に認められての代表入りです。実力はもちろんですが、もしかしたらプロモーションの年の影響を受けているかもしれません。逆転ゴールをアシストした三苫選手にも注目が集まりました。


逆転ゴールの前に、まずは同点!2試合で同点ゴールをあげた堂安選手にも注目しましょう!堂安選手の持つ素質タイプ024は努力とプロ意識の塊、そのような精神性が同点ゴールにも繋がったと思います。コメントも「あの角度は俺の得意な角度だから・・・」と男前なコメントでしたね。その思いは「オレが決めなければ誰がやる!」「今、ここで結果を出す!」後がない!強い気持ちが強豪相手から奪った同点ゴールでした。このゴールは、選手だけでなく応援してた日本サポーターも勇気づけるゴールでしたよね。

世界と戦うなら、このくらいのメンタリティーが必要ですね。



最後はクロアチア戦で先制ゴールをあげた前田選手です。前田選手は他3人の選手と素質が大きく違います。前田選手の持つ素質タイプ108,025,789はベクトルHに属します。ベクトルHを持つ人は、相手のためなら身を粉にしてもいい(今回はチームのためなら)、自らが献身的に動く精神性を持っています。自分よりもチーム優先、チームのためなら何でもする精神性があります。

前田選手のタイムコードにも森保監督と同じように0があります。0の時は、今までやってきたことの評価が出る時です。クロアチア戦での先制ゴールは、本当に夢を見させてもらいました。

森保ジャパンのメンバー構成は、チームのために、相手のために頑張れる選手が多くいました。それでも世界と戦うには堂安選手や浅野選手のような、勢いをつけてしまえばものすごいエネルギーを出す選手も必要です。自分が、自分たちの・・・と主張する選手が少なかったのが特徴的でした。4年後のW杯の代表メンバーは、どんなタイプが入ってくるのか、メンバーの素質に応じて検証してみたいと思います。


とりわけ2023年のWBC栗山ジャパンも素質論で検証してみたいと思います。



2022年12月17日 (土)

検証!素質論で森安監督のバイオリズムとグループリーグ日程を検証してみた

もうW杯も残すは決勝と3位決定戦だけになりました。1か月前はあまり盛り上がっていないように感じましたが、大会が始まれば試合を見て、翌日は寝不足気味な方もいましたよね。

日本代表もドイツ、スペインに勝ってグループリーグ首位で突破をする、グレートサプライズを起こしました。残念ながら決勝トーナメントはクロアチアにPKで惜敗してしまいましたが、戦前の評価を覆すには十分な戦いだったと思います。欲を言えばベスト8いてほしかったですねえ~


今回、素質論で検証するポイントはドイツ戦に始まり、クロアチア戦で終わった臨戦過程です。これを検証してみたいと思います。たかが日程、されど日程ですが、金星をあげた日はバイオリズム(素質論ではタイムコードと呼んでいます)の影響もあったからです。このような事を取り上げると後からでは、何とでも言える思っている人もいるでしょう。これは、W杯に限らず検証の1つとして取り上げてみたいのです。


◎短期決戦はタイムコードが命です。

日々、新しい毎日、昨日と今日は同じではありません。と知っていてもそう思えないのが人間です。特に、スポーツの世界では顕著に表れやすいです。その謎はその人のタイムコードにあります。

誰のタイムコードがチームに影響を与えるかと言えば、森保監督です。グループリーグの日程とスコアをおさらいしましょう。森保監督のタイムコードも表記しておきます。

11月23日(0-7-8) 日本VSドイツ 2-1   
11月27日 (0-7-2)日本VSコスタリカ 0-1
12月1日 (0-7-6)日本VSスペイン 2-1
12月5日 (0-7-0)日本VSクロアチア 1-1 (PK1-3)

11月23日のドイツ戦は、周知の通り大方の予想を覆す大金星をあげた日です。この日の森保監督は最高潮!何をしても采配が当たる日でもありました。タイムコードの8は完成という意味があります。この日のためだけに用意した作戦が大当たりでした。積極的な采配も光っていました。また、年にあたる0は研究という意味があり、今までやってきた事の評価が出る時でもあります。私はこのW杯をむかえるまで、森保監督が取り組んできた事は正しかったと思っています。


11月27日のコスタリカ戦、日本人はコスタリカには勝つ、と予想していた人は多かったはずです。森保監督のタイムコードは0-7-2。この日が唯一の落とし穴でした。その落とし穴にはまって苦い黒星を喫してしまいました。タイムコードの2の時は、気持ちが空回りしやすかったり、何となく疲れてたりします。初戦のドイツ戦に勝って、緊張の糸が切れて疲れていたかもしれません。また、選手もこの日だけは迷い、焦燥、気持ちがフワフワしていたり、力を発揮しづらい選手が多かったです。この大事な試合で負けてしまい、後がない状況に追い込まれてしまったんですよね。


12月1日に運命のスペイン戦を迎えるわけですが、この日の森保監督のタイムコードは0-7-6。今までやってきた事が成果に結びつく日でした。その成果はドイツに続いてスペインからも勝つ、しかも逆転勝ち。そしてグループリーグを突破して2大会連続でベスト16を決定させました。タイムコードの6は成果!いい成果を得られやすい日に運命の試合に勝つ!この日も森保監督の積極的な采配が光っていました。

タイムコードは全部で10ありまして、日では10日、月では10か月、年では10年が1サイクルです。この10日間1サイクルの中でドイツ戦とスペイン戦は、結果を出せそうならここしかない日でした。


12月5日はベスト8を懸けてのクロアチア戦、この日の森保監督のタイムコードは0-7-0。たら、ればはいけませんが・・・ここで勝っていたら「新しい景色」が見られたと思いますし、日本サッカー、アジアサッカーにとっても歴史を変える日でもありました。そのくらい大きなターニングポイントだった日でした。タイムコードの0は今までやってきた事が評価が出る時でもありますが、未来に向かって、将来に向かって結論を出す時でもあります。結果は残念でしたが、未来に向けて1つ課題が明確になった試合でもありました。


日々のタイムコードには必ず意味があります。単にその日の占い的なものではありません。知って、使って、活かしてでなければ学ぶ意味がありません。自らが日を選ぶ事も大事ですし、日によって何に気を付ければいいかを把握しておくことは、ビジネスシーンで大きな力を発揮する事ができるようになります。どんな時でも力を発揮できるようになるのが素質論の強みです。

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