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2022年5月 6日 (金)

だから言ったでしょ!?

誰でもそうだと思いますが、失敗はしたくないものですよね?

失敗しようとして、物事に取り掛かる人はいないと思います。上司や部下、大切な人からの頼み事ややらなければならない事なら、なおさら失敗したくないですよね?

そういう時ほど、失敗する確率は高かったりします。失敗して落ち込んでいる時に、


「だから、言ったでしょ!?」
「こう言った、こうして、と言ったじゃないか!?」

この類の発言を耳にすることがあります。失敗をしてしまった時に追い打ちをかける言葉でもあります。時折、私も口にしてしまう言葉なので、気を付けています。


この発言は、後出しじゃんけん的な発言で、言われた方はすごくモヤモヤしますよね。私も言われた事が数えきれないくらいあります。

言ったところで、事態は好転しません。わざわざ言ってくるのには理由があります。それは

「私のせいではない」
「初めからこうなると思っていた」

責任回避やマウンティングです。責任回避やマウンティングを取るのも、これを言った本人の合理化でもあります。合理化というのは防衛機制の1つです。満たされなかった欲求に対して、理論化して考える事により自分を納得させることです。

もっとわかりやすく言えば、合理化は自分に都合のいい言い訳を考え、心の平静を保つようにするものです。本来なら、うまくやってほしかったが、うまくできなかった。モヤモヤする気持ちを整理するために、私がやったわけではない、と思う事で心の平静を保つようになるのです。


では、言われた方は、どのように心を守ればいいのでしょうか?

ある程度、言える人、立場なら

「ですよね~!」

と言って、さわやかにスルーしましょう。または「言ってましたっけ!?」でとぼけるのもありです。

反論できる立場でなければ、心の中で

「今更、言わないでくれ!」
「言うなら、もっとちゃんと言え!」

こっそりつぶやくか、誰もいないところで、大きな声を出すのもアリだと思います。

自分の自尊心を守って、ダメージをため込まないためには、心の中で感情を吐き出すことは、とても有効な事なので、ぜひ試してみて下さい。


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