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2022年4月

2022年4月30日 (土)

自分の中での禁句

年を取ってくると、ちょっとした集まりや会合でも人の上に立ってグループやチームを引っ張っていかなければならない事が多くなります。このような事は

「俺、そういうの苦手だし・・・」

と泳ぎ腰になってしまう人もいますよね。私も、どちらかといえば苦手・・・ 任されたらしょうがなくやるタイプです(笑)

そこで、自分は、この言い回しはやらないように決めている事が1つあります。それは


「言ってる意味わかります?」

この言い回しは極力使わない!自分の話が伝わっているか、を確認する事は悪いことではありません。この発言はこちらの理解力に問題があるような言い方と受け取られます。話す側の責任として、

「わかりにくくなかったか?」

と聞くのが、ベターな対応だと思って実践しています。ブログを読んだ皆さんの中で、何かいい返答例があればコメント下さい。


話を戻します。コミュニケーションにおいては、話の責任は始めた側にあります。もし、「言っている意味わかりますか?」と聞かれたら、分からなければわかりませんと、はっきり言いましょう。頭が悪くて、歳だから物覚えが・・・という必要はありません。

「わかるように話してください。責任はそちらにありますよ」ぐらいの心構えでいいと思います。

新卒で入社した方なら、直属の上司がこういう言い方してるかもしれませんよね。転職をして新たな職場で頑張る人なら、年下上司や職場によってはお局と呼ばれる人たちから言われるかもしれません。


分からなければ分からない、と言いましょう。恥ずかしいことではありません。わからないのはあなたの伝え方が悪いからです。

2022年4月23日 (土)

新しい素質論を受講してきます。

新しい素質論と言っても、理論が変わったわけではありません。

テキスト内容が、従来の内容よりも大幅に変わりました。呼び名も変わりました。

私は、新しい基礎理論になってから、本部の講座を受講しておりません。まずは、基礎理論Ⅰを講座を教える側がしっかり受けてこないとね・・・

「どんなスタイルで講座を運営していくか」
「何を教えたら、受講生にとって一番満足できるのか」
「受講生が、明日からでも素質論を活用できるようにするにはどのように素質論を伝えていけばいいか」

など、素質論の内容だけでなくどのように運営していくか、このような点も考えて受講してきます。


素質論インストラクター育成講座に参加して、新しいテキストを読みましたが、内容が刷新されていて、読みやすくわかりやすい解説が多くてびっくりしました。興味のある人に、早く教えたい気持ちがありますが、私自身がしっかり勉強してこようと思います。いい意味で気持ちは受験生に戻った気分です。

2022年4月15日 (金)

ヒューリスティック

行動経済学をご存じの方なら、聞いたことがある言葉かもしれません。


私たちの意思決定には相手の素質関係なく2種類あります。1つがヒューリスティック、もう1つがシステマティックと呼ばれています。ヒューリスティックとは人間の日常的な意思決定の手法を総称した呼び方です。

もっとわかりやすく言えば、その時の直感や感情で選ぶという事です。

例えば急いでいる時、飲食店でメニューを見て咄嗟にセットメニューを選ぶこともありますよね。これが、ヒューリスティックと呼ばれる直感勝負の意思決定プロセスです。

時間をかけて突き詰めるよりも効率よくベターなものを選択する意志決定です。


営業をしていて、相手の人と初めて会う、または会ってから間もなくて人間関係が浅い相手と会う時は、誰でも緊張しますよね。素質論を習っていても気持ちは同じです。ヒューリスティックから若干ですが相手の素質が分かる時があります。モードは大体ファーストモードかサードモードのどちらかになることが多いです。


例えば、喫茶店で相手の人と待ち合わせをしています。待ち合わせ時刻に相手が到着して、世間話をしてメニューを見たりしますよね。この時に、相手が頼むまで決めるのが早かったか、遅かったかです。早かった場合が大事です。早かった場合は何が決め手で早かったのか?を相手に聞いてみて下さい。

店員さんに勧められたから、値段が安かったから、写真を見て食べたいと思ったから、など色々な理由があると思います。その理由で相手の素質ベクトルなら少し分かるかもしれません。分かったからと言って決めつけはしないようにしましょう。ましてや、相手に

「あなた、○○でしょ?」と

言う必要もありません。分かったなら、こちらが相手が対応しやすい対応を心がければいいだけの話です。あくまでもこちらの予測にすぎません。予測が上手くいったなら相手は気持ちがいい、心地よく感じられると思います。

コロナが収まってきて、飲食店でお茶、お食事の機会も増えてくると思います。素質論を習った人は、相手が決めた直感の意思決定プロセス、検証の1つとして実践してみて下さい。意外な発見がたくさんあるかもしれませんよ。

2022年4月 8日 (金)

打ち合わせ

昨日ですが、4人である企画の打ち合わせを行いました。1人は素質は不明でしたが、2人の方は素質は把握できていました。共通しているのは、2人とも共通しているのはファーストはベクトルAタイプ、9桁のcancoden中に素質タイプ000を持っている事でした。打ち合わせ前に、2人のファーストが全開になったときは、サンドバックのような感じで色々な視点からの指摘、意見を言われるだろうと予測はしていました。また、素質タイプ000を持っているので、その方のイメージの中に、自分が入り込んで物事を考える特徴があります。話していて、このタイプの人の中で、スライドショーみたいなのが始まっているわけです。さらに、話している間に、イメージが膨らんで話が長くなってしまう事もありました。私も理解はしているのですが、話の流れの中で、どうしても確認を取らなければいけない時があります。スライドショーで言うならば、いったん巻き戻しです。もしかしたら、話の流れで理解できない私に対してストレスがあったかもしれません。その方に、ストレスを与えてしまった自分も反省しています。

 

 

 

ただ、こうしたコミュニケーションギャップというのは価値観が違う人同士で打ち合わせをすれば少なからずあります。100%完全にコミュニケーションギャップが解消することはほぼ不可能だと思います。人間が不完全である以上、若干の差異はあるものです。もし、素質論を習っていなかったら、合う、合わないで決めていただろうと思いますし、お互いに感情的になり、企画自体がご破算になってしまった可能性もあります。素質論を習っていたからこそ、このコミュニケーションギャップがどこからきているもので、どういう事に気をつけてコミュニケーションを取ったらいいかを考えてました。相手の話にしっかり耳を傾けて聴く事も重要なことの1つです。

 

 

 

それと、昨日気をつけていた事はもう1つあります。それはタイムコードです。私は今月は4(イノベーション)の月になります。今月一番、気をつけなければいけないのは人間関係です。今回、私が協力をいただいている立場なのに、意見が違うからと言って、対立を起こしたり、感情的になったりすれば、せっかく上手くいきかけていたこともダメになる可能性は十分にあるわけです。不用意な自己主張ならしないこと、謙虚に耳を傾け、聞くべきところは聞く。ここに細心の注意を払っていました。

 

今回のように、素質の違いやタイムコードだけを見ても、そのときに自分が何をすれば、何に気をつければいいか、それだけわかっているだけでも、不用意なトラブルを回避できることもあります。無事に打ち合わせも終わり、ホッとした感情で帰路につきました

2022年4月 1日 (金)

検証!ウィル・スミスの平手打ち

アカデミー賞の授賞式で前代未聞の事件でしたね。

ご存じの方も多いと思いますが、ビンタ事件を振り返りましょう。

「事の発端は、授賞式にプレゼンターとして登壇していたクリスが、ウィルの妻であるジェイダの坊主頭をジョークにする一幕があり、それに激怒したウイルが突然、壇上に上がり出しクリスをビンタで殴打した。その後も席へ戻るが、放送禁止用語を連発してクリスを罵った。
実は、ジェイダは脱毛症に悩まされていて、2021年からは坊主頭にしている。クリスがそれを知っていたかどうかは不明」

ウィル・スミスは紳士というイメージが強かっただけに、この件は驚きました。

このような行動(人によっては蛮行になってしまいますが)をしてしまった背景には、伏線があります。表立っての伏線は司会者クリスのあの発言ですよね。私には、あの発言だけでウィル・スミスがあのような行動に出たとは思えなくて、もしかしたらウィル・スミスの素質が影響しているのではないかと思いました。調べてみると、あ~・・・と思えるポイントがありました。

ウィル・スミスの素質は次の通りです。

ウィル・スミス:025-024-125-0254

スミスの逆鱗に触れてしまったであろう点は2つあります。

1つめですが、サードモード125です。そもそも素質タイプ125の人は、知らない人、まだ関係が浅い人から無暗にプライベートを詮索されたり、踏み込まれたりすることを嫌います。クリスのジョークは、夫婦のプライベート的な事で、かつ、デリケートな部分でもありました。特に女性にとって、髪型はとても大事です。ジェイダが脱毛症に悩んでいることをウィルは、間近で見ているわけですよね。自分の妻が脱毛症で悩んでいるところに、ジョークとは言え、大勢の前で笑いのネタにされた事でクリスへの激情に駆られたかもしれません。


2つめはファーストモードの025ですね。素質タイプ025の人は、例えば交流会とかパーティーなどの社交の場には顔を出すことが好きな方が多く、一見友人・知人が多そうなイメージがありますが、実を言えばその逆です。本当に頼りにする人は1人、2人くらいです。これは、素質タイプ025の人は、周りと一定の距離を置いた付き合いをする傾向があるからです。

ファーストモードに素質タイプ025を持つ人は、本当に頼りにできる人が1人、2人いればいい。極端な話、全世界の人が敵に回っても本当に自分の事を分かってくれる人が1人いればいいくらいに思っている人もいます。これは推測ですが、ウィルにとって妻ジェイダの存在は、自分の事を本当に分かってくれる唯一の存在であるかもしれません。そのような存在である妻が笑いのネタにされてしまった事でクリスへの激情に駆られたかもしれません。

クリスのジェイダに対するジョークは、一言であってもタブーを2つ犯しているのです。私は、この2つが原因でウィルが感情を抑えきれず、ビンタに繋がってしまったのではないかと、考えています。


日米で文化的な背景に違いもあります。

日本では、どちらかと言えば賞賛の方が多いです。賞賛ではあるが、暴力ではなく別の手段で、という意見もあります。アメリカでは厳しい意見、批判が多いですね。アメリカは訴訟社会でもあります。もし、ウィルのビンタでクリスがケガをしたとならば、すぐに警察沙汰で訴訟問題にもなったと思います。あと、クリスへの殴打の後に、放送禁止用語を連発してた事に対しての批判も多いようです。

私は、これはジョークとしては侮辱的なジョークに感じます。クリスは過去にもアジア人への差別発言もしています。本当に苦しんでいる人をジョークだからと言って、大勢の人の前でイジるのは非難されるべきではないでしょうか。


今回、この問題を検証テーマに挙げたのは、なぜ、ウィルがそこまでの行動に出てしまったのか?どんな心理が働いてしまったのか?何が逆鱗に触れたのか?その紐を解くには、素質論を活用した方が、世論よりも、世間がいう常識よりも事の深層に近づけるのではないか?と思ったからです。

当たっている、当たっていないではなくて、事が起こった時に、その人の素質というフィルターにかけて、なぜ?を考えてみる事が深層に近づけます。こういう時こそ、素質論の出番である事を強く思いました。

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