ソーシャルディスタンス!
ソーシャルディスタンス。
コロナ禍で出てきた言葉ですよね。コロナがなければ生まれなかった言葉だと思います。ソーシャルディスタンスが意味する事は
「新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために相手と適切な距離を置く」
という事であって、これは社会的にというより物理的にの方がしっくりきますね。
ソーシャルディスタンスですが、コロナ感染を防ぐために物理的に距離を取る事ですが、コロナ感染以外にもソーシャルディスタンスを活用した方がいい例があります。
皆さんの職場、仕事場、家庭内にもいるかもしれませんよね。
それは「不機嫌な人」「不機嫌をまき散らす人」です。このような状態になっている人には、ソーシャルディスタンスを取りましょう。
理由はいろいろとありますが、感情は伝染しやすい性質があるのです。特に、怒りの感情は強いエネルギーがありますから、うれしい、楽しいというポジティブな感情よりも伝染しやすいです。
皆さんも一度くらいは、誰かに対して怒ったり、不満をぶつけたりした事あると思います。その時の感情を思い返してみて下さい。きっと、強いエネルギー秘めていたと思います。不機嫌な人を見るとこちらまで不機嫌になってしまう事もあります。
だからこそ、相手の不機嫌さに巻き込まれないようにするためには、ソーシャルディスタンスを取るのが一番です。不機嫌な人から適切に距離を取る、水を飲みにいく、お手洗いにいく、買い物をしてくる、テレワークなら違う場所で仕事するなど、距離を取る工夫をしてその人から離れましょう。
物理的に距離が取れない場合、心で相手とソーシャルディスタンスを取りましょう。
これは私がやっている事ですが、プロ野球の実況中継のようにその人を心の中で実況する。余裕があるときは、プロ野球珍プレー、好プレーがテレビで放送してた頃の、みのもんたさんがやってた吹き替えのようにアレンジしてる時もあります。事例を挙げると
「あ!なんか朝から眉間にしわが寄ってるな・・・今日は機嫌が悪いぞ。ああいう時、ほっぺたの肉が上に微妙に吊り上がるんだよね。電話が鳴った。おい!?誰か電話取れよ!まずいぞ。まずいぞ。ほっぺたの肉吊り上がってきたぞ。誰か取れよ!よかった。○○さん取ってくれた。サンキュー。でも、この後怖いぜ。おそらく怒鳴るね。ほ~ら、やっぱりな・・・」
永遠と実況する必要はありません。効果があって、これやると相手と心の距離を取りやすくなって、イライラも収まってきます。
イライラしたときに、冷静になって一度試してみて下さい。
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