コロナ禍の相談事
コロナ禍の1年半、老若男女問わず相談事が多かったです。今も継続審議中、経過を見守っている案件もあります。
相談事で多かったのは、今の職場をやめようか否かという相談でした。転職はしたい!でもコロナ禍でなかなか動けない、仕事に関する悩みはここ最近増えています。
私自身が、トラブルを解決するのではなく、相談者が解決できる自分に戻るために心のエネルギーを高め、相談者と一緒に考えていくスタンスを取っています。そのように心がけています。
仕事に関する悩みで、特にやめるか否かの相談について、実は仕事を本当に辞めたいと思って相談する人はあまりいません。わかりやすく言えば、辞めたいと思っていないのです。私も前の職場の時そうでしたが、本当に辞めたいときは、誰にも言わずに、相談せずに辞めます。
では、なぜ、カウンセリングを依頼してくるか?
A.仕事は辞めたくないけれど、続けられない状況であったり、環境であるのか?
B.仕事は辞めたいけれど、辞められない状況にあるのか、環境であるのか?
AかBの2つなのです。
素質論を習う前の私もそうでしたが、職場をやめる理由の中に「人間関係」がよく挙がります。様々な人間関係がありますから、一括りにできない部分もあると思いますが、人間関係を理由に辞めていく人は、大概、次の職場でも人間関係を理由に辞めます。
なぜかと言えば、その原因を作っているのは他ならぬ自分に起因している場合がほとんどだからです。いくら場所や人が変わっても、いかんせん、自分が作り出してしまうのです。
コロナ禍で色々なストレスがかかってるとは思いますが、見方を変えていくと新たな自分の一面を発見するチャンスかもしれませんし、自分を見つめ直して、自分が変わるチャンスなのかもしれません。
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