リクエスト検証! 素質論で診る清水エスパルスの2020シーズン RE-FRAME①
「RE-FRAME」
今シーズンは、このチームスローガンで戦う事になりました。昨年末、社長、GM、監督を総入れ替えするという大刷新を行いました。
毎年、Jリーグの開幕直前になると私はドキドキします。今シーズンの清水エスパルスは、社長、GM、監督が代わったことは周知のとおりです。そこに、クラモフスキー監督はJリーグで初めて指揮を執る、スーパーエースのドウグラスはいない。ルヴァン杯を見た限り、
「あ~やっぱり・・・」
去年あれだけ苦戦した守備の改善がされていない・・・
不安な点を挙げたら・・・不安な点しかないと考えるサポーターもいてもおかしくありません。下記にクラモフスキー監督の月ごとのバイオリズムを出してますが、改めて覚悟はしておいて下さい。
2月 ☆☆☆
3月 ☆☆
4月 ☆
5月 ☆☆☆
6月 ☆
7月 ☆☆☆
8月 ☆
9月 ☆☆
10月 ☆☆
11月 ☆☆
12月 ☆☆☆
例年は、○月、○月がポイントになるその理由や気をつけてほしい注意事項、こんなことが起こりやすい、と書いていました。
今シーズンのエスパルスのチームスローガンは「RE-FRME」です。私もチームスローガンに沿って、フレームを変えて皆様に今シーズンのエスパルスをお伝えしようと思います。
突然ですが、静岡県で今の時期に美味しい果物を挙げて下さい。
イチゴ、みかん、一部の地域でメロン・・・
エスパルスのチームカラーはオレンジですから「みかん」にしましょう。
みかんの実をたくさん取りたかったら、みかんの苗や木を買ってこなければなりません。でも、その前にする事があります。
「みかんの木が育つように畑を耕したり、土壌改良することです」
畑を耕したり、土壌改良しなければ、いくらいい種を捲いても、いい肥料を使っても植物は育ちません。
クラモフスキー監督は就任会見で「チャンピオンになろう」と言いました。J1制覇という明確な目標を立てたならば、まず、J1制覇できるような土壌にしなければなりません。今シーズンは、まさにその時期です。そのために社長、GM、監督を代えたわけですよ。会社として、クラブチームとして、エスパルスは2020年から数年は大きな転換期を迎えます。
転換期を迎える中で、何が一番大事か?と言われたら最初が大事なのです。げんた会では茶化し気味に言いましたけど、最初なんです。果物でも、植物でも、最初を間違えたら芽が出てこないじゃないですか!?それと同じです。今シーズンは2月、3月が大事になります。
また、クラモフスキー監督の素質(888-012-125-8888-A-d-j)も関係してきますが、監督の持つ888はチャレンジ精神があり、自分の可能性、チームの可能性を広げる事に自分らしさを感じます。012も物事のスタートを大事に考える特徴があります。だからこそ、最初が肝心なのです。
たとえ、結果が芳しくなくても最初のうちに「このチームならいける!」「よし、俺が何とかしてやる!」ってクラモフスキー監督に情熱を持ち続けられるチームであることが大事。情熱を持ってくれている間は、七転び八起きの精神だから大丈夫。ただ、結果があまりにも本人のイメージと違っていたり、ひどければ途中で投げてしまう可能性も十分にあり得ます。4月、6月がちょっと怖いです・・・心労や助っ人の思わぬ離脱、予期していなかった自身のトラブルが考えられるけど怖いな~・・・
◎一番変わってほしいのは選手たち!
あのね、静岡学園と藤枝順心が高校サッカーで頂点に立ったわけです。エスパルスのユースチームもそれなりの成績を出しています。若い子達が、いい結果を出したわけですから、次は大人の番だよ!今度はプロの選手がサポーターの期待に応える番ですよ!言ったことをきっちりやるのが大人の世界です!
私が、一番変わってほしいのは選手!かつ、選手のメンタル!ここは、変わらなければダメ!でもね、もし、変わる事ができたら、それだけで覚醒する選手は何人かいるから。(特に立田)このサッカーを続けるには、相当なメンタルとタフさを求められる。去年のように、点を取られても下を向いている暇はないです。ただ、ルヴァン杯を見て思ったのは、あのサッカーは終盤にガス欠する可能性もあります。春先、夏場が心配です。
監督をガッカリさせたら、このチームは終わるから。監督が選手やチームに可能性を感じている間に、選手が覚醒して一皮化けてほしい。ここだけは、どんな統計学でも予測不可能なヒューマンファクターですので、プラスに働いてほしい。
◎最後は希望的観測で
今シーズンJリーグの監督でクラモフスキー監督と同じようなバイオリズムの監督があと3人います。そういうシーズンは滅多にありません。例年は1人が多く、たまに2人いるくらいです。また、昨シーズンの上位8チームは、1つの時代、キャリアなど、物事の終わりを示す充足期に差し掛かっています。シーズン半ばにはモタつく事も十分考えられます。昨シーズンの上位チームよりも下位チームの方が勢いがあります。
希望的観測になってしまいますが、モタつきの間隙を突いたり、上位に食らいつくことが出来ればベスト10まではいけると思ってます。今年もこれで、1試合1試合動向はチェックします。
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