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2019年7月11日 (木)

Wedge 漂流する部長課長②

前回のブログはこちら 漂流する部長課長①

http://first-emotion.cocolog-nifty.com/soshitsu/2019/07/post-c433a3.html


前回のブログの最後に若者に蔓延しているある考え方、で終わってました。


まず、その考え方を話す前に・・・ 40代、50代、またはそれ以上のシニアの方には、どのような心構えが必要になってくるかを考察します。


・キャリアと働き方を作り直す覚悟が求められている

40代、50代の方にとっても、これからのキャリアは現役労働者と同じように多様化してくると思います。

どのキャリアを取るにしても、同じ企業で働く場合であっても、社外で働く場合であっても、キャリアを転換することは

「自分の能力の売り方を変える」


つまり、何ができるかを考える、重要な事は2つあります。

①これまで経験した事が、そのまま活かせる場を見つけることは難しい事をある程度理解しておく事

②企業、あるいは労働市場の人材ニーズをみながら蓄積してきた能力のどの部分を活かせるかを見極める事

40代、50代、シニア労働者は「何ができるか」を考える必要が出てきますし、会社の中での役割を明確にする事も必要になってくるでしょう。最初に40代、50代のキャリアについて


・やりたい事とできる事は違う

「やりたい事を仕事にしよう!」 「好きな事を仕事にしよう!」

最近、この手のセミナーが多い気がします。参加している人も、シニアよりも若い人たちが多いです。

好きな事を仕事にすることは、大変素敵な事です。特に、若い人たちに言いたいのは「やりたい事」「好きな事」も大事ですが、「できる事」自分には何ができるのかを考えてほしいのです。私の素質論アドバイスで、学生の就職相談を受けることもありますが、同様の事を話すようにしています。先にも書いたように40代、50代、シニアの人も「できる事」を考えて・・・いや考え抜いてほしいです。

「やりたい事」「好きな事」だけで、仕事になるまでは時間がかかります。だからこそ、自分にできる事も考えてほしいのです。いくら好きで始めた仕事でも嫌いになってしまう瞬間もあります。せっかくの好きな仕事が嫌いになってしまっては、元も子もありませんよね。しかし、ビジネスでは、そのような事だって十分起こり得るのです。

まだ、若くて人生経験もない人達が「やりたい事を仕事に」「好きな事を仕事に」何となく得体の知れないキラキラ感に惑わされてほしくないですし、自分を見失ってはいけないと思ってます。もう1度言いますが

「好きな仕事でも嫌いになる瞬間は必ず訪れます」


それでも「やりたい事を仕事に」「好きな事を仕事に」しますか? できますか? 覚悟がある人なら大丈夫でしょう。

今、あなたが始めようとしているやりたい事、好きな事は10年間無報酬でも続けられるくらい情熱を持って取り組めることなら大丈夫です。お金は後からついてきます。

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