人間関係の組み合わせの妙
新生活のスタイルにも慣れだしてきたころです。すでに情報番組では、ゴールデンウイークのレジャー特集も放送されています。行楽地へ出かける人も多いでしょうし、イベントを開催して集客しようとしている方もいると思います。イベントを開催するにあたって、一人では開催できません。何名かのスタッフが必ず必要です。スタッフ同士の性格的に合う、合わないもあるのですが、それはさておき、今、自分が任されていることは、何となく合わないな、苦痛だなと思った経験は誰もがあると思います。ポジションに合わない事をしているからです。今日は、素質論のポジションについてお話したいと思います。
素質論には「ポジション」という視点があります。ポジションは、自分らしさを発揮できる環境や地位を4分類したものです。そして、クイック、アジャスト、ブレイン、ディレクトに分類されます。素質CANCODEとの関連性ですと012,888,919がクイック、125,024,025はアジャスト、001,000,108がブレイン、100,555,789がディレクトと分類されています。
先日、素質論で婚活パーティーを開催しました。スタッフは私を含めて4人だったのですが、そのうちの3人のポジションはみなさん違っていました。当日は、お互いに得意なことを任せてみようと思いました。(先のブログでも書いた通り、、参加者はもちろんですが、スタッフに対してもキチッとファシリテートできなかったのは、大いに反省です)
・なぜ、ポジションを理解することが大事なのか?
ポジションを理解するメリットは2つあります。まず、1つ目は自分自身の得意分野や長所、自分を根本的に活かすことができるようになります。2つ目は、ポジションを知ることによって、満足感や達成感が得られ、自分自身に自信が持てるような長続きする仕事を見つけたりも出来ます。
実際、婚活パーティーの時ですが、女性スタッフは、気持ちよさそうに役割を果たしていたような感じを私は受けました。この女性が、ポジションを理解しているかどうかはわかりません。後日、反省会もしますので、その時にお話ししたいと思います。
同じ素質ベクトル、素質タイプで物事を進めていくことは可能ですが、実は同じポジションだけは、多数いても物事は全く進みません。人によって得意なポジションが違い、そこで役割を果たすことによって、物事が円滑に進むのです。当然、コミュニケーションギャップも生じてきます。
しかし、コミュニケーションギャップを生ずるデメリットよりも、お互いが活かしあえる役割を全うし、自分らしさを発揮できる役割や地位を与えて、気持ちよく仕事をしてもらう。究極は、自分自身や周りの人の心の奥底に潜んでいる「潜在意識」を顕在化して、自分らしい人生を歩むことができ、認められる自分へとなっていく。こちらの方が、はるかにメリットがはるかに大きいのではないでしょうか。
ポジションについての検証は、仕事関係か、一緒に何かのイベントや催事を立ち上げてみないと、検証できない部分がたくさんあります。ある意味で、一番難しい視点です。やっぱり、素質論は実践学習こそが学びの場なんですね。
もし、皆さんの中で、何かイベントを立ちあげるとき、スタッフの「ポジション」は気にして下さい。お互いの良さを活かし合える関係の中で、仕事をしますか、それともお互いの良さを活かしきれない中で仕事をしますか、それを決めるのは皆さんです。
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