なぜ、男はすぐに仕事をやらないのか?前編
男性がなかなか頼んだ仕事に着手しないでいるとイライラしてしまう、と感じる女性は多いようです。
女性は計画的にしっかりと仕事をこなしていく人が多いように思います。それもこんな理由があります。
「不安になりやすい」
女性は男性に比べて不安になりやすいです。安心感の源であるセロトニンが男性よりも少ないのです。セロトニンが少ないと不安感が強くなります。よく女性が現実主義になるのもこのセロトニンが影響していると考えられます。
つまり現実的に考え、先のリスクに手を打ち、できることを先延ばしにしないです。
一方、男性はと言うと、セロトニンが女性よりも多く、わかりやすく言えば「楽観的」です。典型的な事例は
「今日できることは明日でもいい」
などと思って、仕事や頼まれごとをすぐにやらない傾向があります。
また、男性は女性よりも前頭葉が発達しているので、物事を論理的に考える傾向が強いです。
「締め切りは、まだ先なのに、どうして今日やる必要があるのか?」
と考えてしまいます。女性は論理よりも不安、恐怖感、共感に関係する情動性の領域が活発ですから、
「確かに、締め切りはまだ先。そうは言っても、それまでに何か突発的な事が遅れてしまうかもしれない。仕事である以上相手に迷惑はかけられない・・・」
こんな事を考えて突発的な事態に備えて、準備もしていきます。
男性と女性で考え方にこのような違いがあります。
先の事例に挙げたように、女性からみれば、男性ののんびりした態度や土壇場にならないと動かない、こういう問題は理解に苦しみますし、中にはこれが原因でビジネスや家庭で衝突の元になっていたりもします。
男女において決定的な違いがあります。それは後編でお話しします。
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