第一生命主催 経営者セミナー
本当に、このような場に参加したのは何年ぶりだろうか・・・
見渡す限り、出席者の皆さんはスーツ、私はいつも通りの下はジーンズの格好でした。ちなみに、ジーンズで出席はもう1人いました。合計で2人。それは当たり前ですよ!
「経営者セミナー」
こう謳ってるわけですから、皆さんしっかりした格好してくるのが当然です。そういう所でも私はブレません(笑) このセミナーに参加できたのも、1年以上前にお会いした第一生命の営業の方からでした。
セミナー内容は
ここ2、3年前から人手不足が叫ばれ、最近では人手無しの業界もあります。まず、日本の現在の人口は約1億2千万人、今後はどんどん人口が減少していき、1億人をきり、更には8650万人と予測されています。100年後は、約5050万人になるのではなかろうか、そんな予測まで出ています。
しかし、政府はあくまでも1億2千万人の国家サイズで、GDPを生み出す事しか考えておらず、その穴埋め案として浮上してきたのが外国人労働者の受け入れを拡大する事を検討しています。先日の静岡新聞からの抜粋では
大きい数字では介護業で6万人、外食で5万3千人、建設業など4万人など14業種で最大34万5150人を受け入れると記事に載っていました。
しかし、ここでもう1つ皆さんに見ていただきたいデータがあります。
(出典:リクルートワークス研究所)
上の写真は、セミナー資料の一部を抜粋したもので、求人倍率の推移をグラフにしたものです。見ての通りですが、青の折れ線グラフは、下の3つの折れ線グラフより突出してますよね。
青の折れ線グラフは、従業員300人未満の求人倍率
赤の折れ線グラフは、従業員300人から999人未満の求人倍率
緑の折れ線グラフは、従業員1000人から4999人未満の求人倍率
黄色の折れ線グラフは、従業員5000人以上の求人倍率
従業員300人未満の求人倍率は、何と6.45倍!従業員が300人未満の企業の面接を受ければ、たやすく職にありつけると思ったあなたは大きな間違いです。なぜ、間違いと言えるのか?それは、求人と皆さんの深層心理に大きなズレがあるからです。
事実、講師の方も私もまったく同じことを思っていた事があります。
「中小企業で働きたくない人、働きたいと思わない人が世の中の大半を占める」
これが、世の中の働き盛り世代の深層心理です。働き方改革と叫んでも、それでもみんないい会社に入りたいが大多数なのです。だから、中小企業の求人倍率が異様に高くなるのです。2020年頃は今の6.45倍からもっと上がると思います。2020年を過ぎれば、求人は一気に減るだろうと、私は考えています。
これから先、1つだけ言える事は「自分は何ができるのか、何が得意なのか、どのような人生を目指してるのか、」これを明確にしておく事が必要になると思います。先にも挙げたように、生まれつき能力的に高いものに、スポットを当てて進路を探っていくのも、新しい時代の生き方、働き方になると思います。
素質論では、ご自分の潜在的な能力、資質なども判断する事ができます。一度、ご自分の事を客観的に奥深く理解する事もいいと思います。
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