検証!故水野晴朗氏の名言
今は、スカパーの映画でも簡単なナレーションのみです。気がついたら、いつのまにかテレビで映画を解説する際のコーナーもなくなっていました。90年代、00年代はそれこそ、テレビで映画を見る事も多く、各曜日に味のある解説者がいました。
その中でも、私が印象に残ってるのは、水野晴朗さんです。水野晴朗さんと言えば、映画が終わった後、満面の笑みで
「いやぁ~ 映画って本当に〇○ですよね!」
先日、ある書店で水野晴朗さんが書いた本があり、この名言が私の頭の中でよみがえりました。そして、よみがえったと同時に、彼の素質を調べたくなりました。
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水野さんの素質を見て、素質タイプ108があります。108を持っている人は、男性も女性も笑った時の表情が柔らかい方が多いです。特に、男性で素質タイプ108を持ってる方は、大人になってからモテるとも言われてます。水野さんの場合は、セカンドエレメントに108があります。セカンドエレメントは、対人関係や仕事関係の時に出やすい姿です。柔和な笑顔もある意味でテレビ向けだったのかもしれません。
・知ってるあなたは通!
「いやぁ~映画って本当に〇○ですよね」 実は、このセリフは3種類あるのです。そして、3種類に分けて映画を評価していました。
①「いやぁ~映画って本当に素晴らしいものですね」 ☆☆☆
②「いやぁ~映画って本当に良いものですね」 ☆☆
③「いやぁ~映画って本当に面白いものですね」 ☆
・素質にある性格的な部分と能力的な部分との矛盾
私は、セリフを3種類に分けて映画を評価していたのも、水野さんの素質が関係していると思います。セカンドエレメントに素質タイプ108を持ってる人は、思った事をすぐに口にする事はなかなか難しいです。そのような事で極力、ケンカをしたくない事も特徴ですからね。
しかし、水野さんはベースポテンシャルA、ポテンシャルaがあり、自分の意見を言う、主義を貫き通す、押し通していくような力があります。また、評論家は自分の意見を言うのが仕事という一面があります。
水野さん自身も、素質からくる性格的な部分と、ポテンシャルに秘めた能力的な部分では、自己矛盾や葛藤を感じやすいです。私は、このセリフが生まれた背景は、水野さんが、どうやって映画を評価していくか、伝えていくかで相当な葛藤の末に生まれたものではないかと思いました。
・セリフを分けて評価した水野さんのやさしさ
お亡くなりになる前のある雑誌のインタビューで
「駄作を面白いと素晴らしいとも言いたくはないので、良いものですって表現する事にしました」
このコメントからもわかるように、どんなにつまらない映画でも褒めちぎるやさしさと愛情が感じられますし、水野さんがいかに映画を愛していたかもわかります。それは、素質論にも通じるところがあります。
人間関係を良くしていくための知識は必要です。その人が今、何を考えているのか、どうしたらいい関係を築けるか洞察も必要です。そして、何よりも愛情、思いやりを持って人に接する事を、これからも継続していきます。
最後になりますが、皆さんが好きな映画、気に入ってる映画を水野さんがどのような表現していたかが気になりますよね。
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