検証!鹿島アントラーズ小笠原満男選手の激怒の真相
Jリーグが大混戦で盛り上がってます。今年は、第11節終了時に勝ち点3差の中に8チームがいます。原因は、色々あるかもしれませんが、まずは、セレッソ、エスパルス、コンサドーレの昇格組が健闘している事だと思います。特に、エスパルスは週刊!素質論でもブログに取り上げていますから、ぜひとも頑張ってほしいです。
その一方で、最近は、差別的な発言や横断幕が問題となっています。今までは、サポーター間、民族間同士のいざこざでしたが、今回は選手が相手チームの選手に向かって、そのような発言をしてしまいました。
事の発端は、GW中の試合浦和対鹿島で起こったものです。鹿島DF土居選手が、ボールキープをしていて、このボールを浦和興梠選手と槇野選手が奪いにいく。そこへ鹿島伊東選手が加勢にいったところでホイッスル。鹿島側の反則に対してのホイッスルで、すぐに再開しようとして興梠選手が、土居選手を突き飛ばしたことで、両チームの選手が集まり、試合が一時中断します。
この騒動の中心となったのは、ボールの奪い合いとは関係ない小笠原選手と森脇選手でした。「くさいんだよ!」と差別的発言があったとの事です。映像等の検証は、だいぶ前にサポーター同士でしているようなので、このブログでは割愛します。私も、小笠原選手がなぜ、あそこまで怒ったのか?を考えてみたところ、それは小笠原選手の素質に関係していると思いました。
小笠原満男:125-025-108-1259
小笠原選手の素質を見ると、少々不愛想な一面もありますが、寡黙であっても頼りになる面倒見の良さ、素朴だがやさしさを感じる面もあり、素質通りの性格と感じます。今回の騒動で私が注目したのは、ファーストエレメント125とサードエレメント108です。ここに激怒の真相があると思いました。
まず、ファーストエレメント125ですが、元々負けん気の強い素質です。物事を決める時は、何でも自分の目で確かめたり、実際に体験して確かめないと信じない傾向があります。おそらくは、これまでにもチームメイトに対して侮辱的、差別的な発言は何度かあったはずです。今回、差別的発言を自分が目の当たりにして、体験した事によって裏が取れたのです。裏が取れた事によって、メディアに訴えました。
それでもなかなか切り出せなかったのは、サードエレメント108の影響と考えています。
ここが2つめのポイントですが、素質タイプ108を持っている人は、いつも穏やかな表情をしている方が多く、争い事は好みません。小笠原選手のどこかやさしさを感じるのも、サード108の影響によるものかもしれません。この部分が今まではブレーキとなって、働いていましたが、そのブレーキが外れてしまうと、大胆な行動にも出ます。
サードエレメントは、主に無意識な状態や突発的な事に対処しなければならないときに、現れやすいのですが、心が不安定になった時や、絶対にこうあるべきだと思う時にも現れやすいエレメントです。そして、小笠原選手はこんなことも言っています。
「いつか、誰かが言わないとひどいことになる」
たまたまかもしれませんが、この試合で、自らが体験して裏が取れ、仲間を守るために立ち上がり、メディアに訴えた大胆な行動力は、サードエレメント108の影響かもしれません。
5月13日のサッカーダイジェストの記事の写真を見た時に、本当に怒りに満ちていて、少し涙ぐんでいるようにも思えました。男があのような顔で、怒っている時は本当に怒り心頭なのです。寡黙な選手が、メディアに訴えるという行動に出たわけですから、この問題は相当根が深い事が推察されます。
最近のJリーグは、混戦で面白味がありますが、ただ、民族間の差別や相手チームへの侮辱も増えています。選手には、子供たちの模範となるようなプレイヤーを目指してほしいです。
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