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2015年6月30日 (火)

國分康孝さんのカウンセリングの技法

素質論の事を紹介すると「大学で心理学を勉強されていたんですか?」と聞かれることがありますが、私は、工学部の出身なので、心理学の事は全くわかりません。素質論アドバイザーとカウンセラーの資格を取った時に思った事が、これからは心理学やカウンセリングの技術や理論を学ばなければならないと思いました。そこで手にした本が國分さんの本でした。

國分さんの本は、私みたいな初心者でも読みやすいように、丁寧に解説してあってわかりやすいです。読んでから、カウンセリングに対しての考え方が変わりました。カウンセリングと聞くと、カウンセラーが答えを出さなければならないという考えでした。

もし、アドバイスを出し尽くして何もアドバイスのしようがなくなったら?

本の中では、「何か情緒的な問題があるのかもしれないし、あるいは、何らかの抵抗があって、自分の状況を語りつくしていないのかもしれない。そこで、再びアドバイス前のリレーションに戻って、二人で一緒に漂えばいい。カウンセラーが一人で解答を背負う必要はない。カウンセリングとは二人でひとつの問題を背負う共同作業であることを思い出すのである」と書かれている。私は、先にも書いたように工学部出身なので、必ず、解が出ないと気持ちが変になってしまいます。文に書かれているように、二人でひとつの問題を背負えばいい、と腹をくくってクライエントに接するようにしています。その場で答えが出なくても、落ち着いた対応をすればクライエントも安心してくれます。私は、この一文で救われた気持ちになりました。


ぜひ、カウンセリングを知らない方、または教育、教職関係の方にもこの本は自信を持ってお勧めできます。

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