一致団結!
先日、ある異業種交流会に参加してきました。ここの交流会は、私と世代が近いので、初めて参加した時も違和感なくスンナリと雰囲気に溶け込むことができました。もちろん、幹事、主催者の方のきめ細かい段取り、配慮があって素晴らしい交流会になっていることは言うまでもありません。交流会が始まる前に、勉強会(会社のプレゼンテーション)があるのですが、今回発表してくれた某美容室の皆さんの話を聞いているうちにあることに気づきました。
皆さん、言っている事が何となく似てる?
実は、2番目の方が発表を終えた時点で、薄々と気づいていたのですが、3番目の方も何となく話している事が似てる。これは、素質に共通点があると思いましたし、大勢の前で時間を割いてもらって、プレゼンするわけですから、コピペでもないでしょう。プレゼン内容をしっかり聞くために、必死に聴いてメモを取りました。周りから見たら、なんであの人は一生懸命メモを取っているのだろう? もしかしたら「キモイ」ぐらいに思われていたかもしれません(笑)
私が、こう思ったのも話している言葉にある共通項があったからです。ある方は、お客様の笑顔が見たくて・・・ある方はチャレンジ、負けず嫌い、プロ意識など、その素質タイプを表す言葉が非常に多かったです。全員に共通していたのは「感謝」これは、オーナーのお店の経営理念に直結しています。発表してくれたスタッフの素質タイプを調べると感謝されることによって、力を発揮できる素質タイプの方がほとんどでした。それと話し方、「私は~」「お客様が~」など、主語を明確にして、会場にいる皆様に伝えたいことをハッキリと伝えてました。ちなみにプレゼンしてくれたほぼ全員の方は、ファーストエレメントがFIXとアクションでした。
そして、わかる範囲で私のほうで素質を調べたところ、やはり似た者同士の素質タイプを持っていることが分かりました。これが偶然なのか、それともオーナーの意向なのかはわかりません。プレゼン内容や発表するまでの取り組み、日々の仕事をこなしながら、しっかりとプレゼンができたのは、似た者同士で一致団結できたからではないかと思います。私は、ここに強みがあると思いました。特に、美容院など少人数のスタッフで運営していく場合、似た者同士で結束しやすい組織を作るのも、経営的な視点からは有効ではないでしょうか。素質論を習うとそれぞれの組織における特徴や強みというものが客観的に把握でき、それが経営にも生かせます。素質論を習っている経営者は意外に多いのが事実です。
どのような経営をして、どのような人材を取り入れていくのか、留まるところ、それは経営者次第ということを強く思いました。
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